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それとない導き



つい最近、築100年近いこの建物を再び訪れる機会がありました。設計者は京都大学において建築論の講座を創始した建築家、森田慶一です。彼によれば建築論が追究する問いは


「人間にとって良い建築とは何か」


だと言われています。


哲学的な問いですね。


しかし、建築づくりの試金石として、解釈できそうな気がしています。


私的な解釈ですが、


「良い」というのは、優れて役立つとか美しいだけでなく、道徳的な価値が含まれ、


「人間にとって」という語句は、世代や文化などを超えた広い客観性を指すので、


建築を追求する上で、より高い次元の価値観を示唆するのではないかと。


長い歴史とその豊かな文化に恵まれた京都に相応しい建築の取り組み方、に思えてきます。


いずれにしても


かつて学生として、このような探究的態度に触れられたことに改めて感謝。


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